今回も記事をご覧頂き、ありがとうございます。
この記事は代表の小林が記載をしています。
また、8月3日付けの“内航海運新聞”で掲載された内容を簡潔に紹介していますので是非、新聞を購読されている方は新聞記事も一緒にご覧ください。
暫定措置の終了
タイトルにある《新内航海運時代》とは暫定措置の終了と共に訪れると考えられます。
暫定措置について、簡単に補足すると船舶量を国土交通省が制限する為に建造料などの支払いをしていた事です。
暫定措置の終了によって以下の事が変わるとされています。
- 船舶量の増加
- 自由競争
- 荷主との関係
- 海運経済に対する刺激
- 船舶検査の合理化
と、特別に悪い事ではなく、自由競争がメインとなってくる事になります。
今以上に多くの企業が新規参入可能となる事は経済の活性化にはなりますが、現在までの事業者の方々は対策が必要となります。
暫定措置終了の対策
例えば、『ブランド』を広告によって構築する事が挙げられます。
価格競争を避ける唯一の方法はブランド戦略とされています。
内航海運での『ブランド』とは、荷主との信頼関係にあると思います。
しかし、他企業が低額で同じサービスを提供して来た場合において、単なる信頼のみではビジネスが難しいです。
そのため、広告によるブランド構築などがこれから求められていく事は容易に想定できます。
以上はあくまでも、一例ではありますが当事務所のみが暫定措置終了に向けて動いている海事代理士事務所ですので、ご不明な点、ご依頼がありましたら、お気軽にお電話ください。
今回もお時間頂きありがとうございました。