ここでは、海運業限定の助成金についてメリット/デメリットについて紹介します。
《助成金のメリット》
当然ながら、資金の面で優遇される事になります。
また、『補助金』とは異なり国が法律によって給付するお金でありますので安心して受給出来ます。(法律の改正がない限り)
さらに、船員の募集や派遣とリンクしている助成金のため、船員の確保が容易になります。
《助成金のデメリット》
助成金によるデメリットは意外と存在しますが、通常は紹介される事はないです。
しかし、助成金を取得した後に問題となっては、意味がありませんのでここで紹介します。
1つは「船員の確保」です。
助成金の取得にはそもそも、未経験の船員を確保して、その船員が辞めた場合は給付されなくなります。
つまり、「船員の確保」が元々、費用と労力が掛かり大変なもので、退職されないような対策も必要となります。
2つが、「複雑」な点です。
よく知られている《雇用関係調整助成金》は厚生労働省の申請ですが、「日本船舶・船員確保計画の助成金」は国土交通省の申請です。
これを一般の企業様が手際よく準備をして継続をする事が可能であれば、普段の営業に専念をされた方が利益になると思います。
(また、我々、海事代理士や社労士も不要となります。)
小林海事事務所では今後の船舶検査をご予約、ご依頼の場合は助成金の相談・申請も無料で行っています。
もちろん、上記以外にもメリット・デメリットはございますが興味がありましたらお気軽に電話して下さい。(相談料は無料です。)
今回もご覧頂き、ありがとうございました。